知らなきゃ損!甘酒の力と、米麹・酒粕タイプの違い/おすすめノンアルコール甘酒5選

「最近なんだか疲れやすい…」
「朝起きてもスッキリしない」

そんなときにぴったりなのが、“飲む点滴”とも呼ばれる甘酒です。
昔から日本で親しまれてきた発酵飲料ですが、実は種類によって効果や飲み方が少し違うんです。
今回は、「甘酒の力」「ノンアルタイプとアルコール入りの違い」をわかりやすく紹介します。

甘酒の力とは?

甘酒は、疲れた体をやさしくいたわる栄養ドリンク。
名前に「酒」とついていますが、実はノンアルコールのものも多く、子どもでも安心して飲めるんです。

「飲む点滴」と呼ばれる理由は、栄養バランスのよさ。
ビタミンB群、アミノ酸、ブドウ糖などが豊富に含まれ、体のエネルギー補給や疲労回復にぴったりなんです。

さらに、甘酒に含まれる麹菌やオリゴ糖が腸の調子を整えてくれるので、
便秘や肌荒れが気になるママにもおすすめです。

アルコール入りタイプ&ノンアルコールタイプ、何が違う?

米麹甘酒(ノンアルコールタイプ)

まずは、子どもや妊婦さんでも安心して飲める「米麹甘酒」から。

米麹甘酒は、お米やおかゆに米麹を加えて発酵させて作られます。
発酵の力で自然な甘みが生まれ、砂糖を使わなくても十分おいしいのが特徴です。

アルコールは完全にゼロなので、授乳中のママや子どもにも安心。
朝ごはんのドリンク代わりや、おやつ代わりにもぴったりです。

酵素やビタミンB群も豊富で、
「飲むだけで腸が元気になる」発酵食品としても注目されています。

子供と一緒に飲めるのが嬉しいですね♪

冷たいままでもおいしいですが、寒い日は少し温めて飲むと体の芯からぽかぽかに。
寝る前に飲むとリラックス効果もあり、ぐっすり眠れそうですね。

酒粕甘酒(アルコール入りタイプ)

一方、「酒粕甘酒」は、日本酒を作るときにできる「酒粕」をお湯で溶かして作るタイプです。
こちらは、微量のアルコールが含まれているため、子どもや妊娠中の方は避けたほうが安心です。

砂糖を加えて甘みを出すことが多く、米麹タイプに比べて濃厚でコクのある味わいが特徴。
寒い日に飲むと体がぽかぽか温まり、冷え性の改善にも役立ちます。

また、酒粕には食物繊維やアミノ酸が多く含まれており、美容や代謝アップにも効果的。
ただしアルコールが残っているため、飲む時間帯には注意。
夜遅くや運転前には控えましょう。

甘酒を選ぶときのポイント

スーパーやコンビニで甘酒を選ぶときは、
パッケージの「アルコール0%」や「米麹タイプ」の表示をチェックしましょう。

子どもと一緒に飲むなら、
・アルコール0%
・砂糖不使用
・シンプルな原材料(米・米麹のみ)

この3つがポイントです。

朝は冷やしてスムージー感覚で飲むのもおすすめ。
夜は温めて、リラックスタイムのお供にするのもいいですね。

忙しい日でも、コップ一杯で体が元気になる気がします^^

スーパーで買えるノンアルコール甘酒おすすめ5選

① マルサン 米糀のおいしさ 甘酒

内容量
• 1 パックあたり: 1000 ml(1 L)

原材料名
• 甘酒(国内製造(米、米こうじ、食塩))、食塩/安定剤(増粘多糖類)、pH調整剤

栄養成分表示

(100 mlあたり)
• エネルギー: 70 kcal 
• たんぱく質: 1.2 g 
• 脂質: 0.2 g 
• 炭水化物: 15.9 g 
• 食塩相当量: 0.2 g 
• ショ糖: 0.0 g(砂糖無添加) 
• アルコール: 0.0%(ノンアルコール) 

まろやかでクセがなく、甘酒が初めての方にも飲みやすいタイプ。国産米と米糀だけでつくられており、砂糖不使用。やさしい自然の甘さが特徴です。豆乳で割っても相性がよく、朝のエネルギーチャージにもぴったりです。

② メロディアン 米糀甘酒

内容量

  • 1本あたり:195g

原材料名

  • 米糀加工品(米、米糀、食塩)(国内製造)、砂糖、澱粉、食塩/安定剤(増粘多糖類)

栄養成分表示(1本195gあたり)

  • エネルギー:113kcal
  • たんぱく質:1.0g
  • 脂質:0g
  • 炭水化物:27.3g
  • 食塩相当量:0.21g

個包装タイプが便利な、メロディアンの甘酒。常温保存ができて、開けるだけで手軽に飲めるのが魅力です。すっきりとした後味で、子どもでも飲みやすい甘さ。持ち運びやすいので、外出先やお弁当のお供にもおすすめです。

③ 八海山「麹だけでつくったあまさけ」

内容量

  • 1本あたり:118g

原材料名

  • 米麹(国内米)

栄養成分表示(1本118gあたり)

通常タイプ(写真左)

  • エネルギー:128kcal
  • たんぱく質:1.5g
  • 脂質:0.2g
  • 炭水化物:30.2g(糖質30.0g、食物繊維0.2g)
  • 食塩相当量0.0g

甘さひかえめタイプ(写真右)

  • エネルギー:76kcal
  • たんぱく質:0.9g
  • 脂質0.2g
  • 炭水化物17.8g(糖質17.6g、食物繊維0.2g)
  • 食塩相当量:0.0g

酒蔵「八海山」がつくる、本格派のノンアルコール甘酒。原材料もシンプルで、体にも優しい。上品な甘みとコクが特徴です。定番タイプのほかに、「すっきりあまさけ」もあり、甘さ控えめが好みの方にも◎。冷やしても温めても美味しく、季節を問わず楽しめます。

色々飲み比べてみましたが、この甘さひかえめタイプの八海山の甘酒が、1番飲みやすくて美味しかったです😄

④ マルコメ 米麹からつくった糀甘酒

内容量

  • 1本あたり125ml

原材料名

通常タイプ(写真左)

  • 甘酒(国内製造)(米、米こうじ、食塩)

豆乳ブレンド(写真右)

  • 豆乳(大豆を含む) (国内製造)、甘酒(米、米こうじ、食塩)

栄養成分表示(1本125mlあたり)

通常タイプ(写真左)

  • エネルギー:95kcal
  • たんぱく質:1.6g
  • 脂質:0.4g
  • 炭水化物:21.2g
  • 食塩相当量:0.26g
  • ショ糖:0g

豆乳ブレンド(写真右)

  • エネルギー:76kcal
  • たんぱく質:3.5g
  • 脂質:1.0g
  • 炭水化物:13.2g
  • 食塩相当量:0.21g
  • ショ糖:0.4g

スーパーでよく見かける人気シリーズ。紙パックタイプは飲みきりサイズで、冷蔵庫にもストックしやすいのが嬉しいポイント。
豆乳ブレンドタイプはまろやかで飲みやすく、たんぱく質もとれます。どちらもノンアルコール・砂糖不使用で、子どもと一緒に安心して飲めます。

⑤ イチビキ「糀あま酒の素」

内容量

  • 200g(40g×5袋)

原材料名

  • 米(アメリカ産又は国産)、砂糖、米こうじ、食塩/酸味料

栄養成分表示(1袋40gあたり)

  • エネルギー:107kcal
  • たんぱく質:1.0g
  • 脂質:0.2g
  • 炭水化物:25.2g
  • 食塩相当量:0.3g

お湯または水で割って飲むタイプ。好みの濃さに調整できるのが魅力です。温めればやさしい甘さが引き立ち、冷やしてもさっぱりと楽しめます。料理やスムージーの甘味料として使うのもおすすめ。粉末タイプや濃縮タイプよりも自然な味わいで、発酵の風味をしっかり感じられます。

まとめ

甘酒は、体にやさしい発酵パワーが詰まった自然の栄養ドリンク。
季節の変わり目で体調を崩しやすい時期に、無理なくエネルギーをチャージできます。

子どもと飲むなら「米麹タイプ」、
冷えや疲れが気になる大人には「酒粕タイプ」。

シーンに合わせて上手に使い分けながら、
心も体もぽかぽかに整えていきましょう。

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