【年齢別】おうち遊びで子どもの集中力を楽しく育てよう

おやこじかん

「子どもの集中力が続かない」と感じることはありませんか?
でも、小さな子どもにとって集中力は、遊びの中で少しずつ育つものです。


無理に長時間じっとさせるよりも、夢中になれる遊びを見つけてあげることがポイントです。

今回は、年齢別におうちでできる集中力を育む遊びを紹介します。

1〜2歳|遊びながら集中力の土台をつくる

積み木を積む

積み木をただ積むだけでも、1〜2歳の子どもにとっては立派な集中遊びです。


大きめの積み木を一つずつ重ねていくことで、目と手の動きをコントロールする力が育ちます。


崩れたときも楽しい経験なので、「もう一回!」と繰り返しやりたがる子も多いです。

型はめパズル

丸や四角などの型を、同じ形の穴にはめるシンプルなパズルもおすすめです。
指先の力加減や形の違いを感じながら遊べるので、遊びながら集中する時間が自然と増えます。

紙をビリビリ破く

広告紙や新聞紙を破るのも、小さい子には大人気の遊びです。
「ビリッ」という音や感触が面白くて、思わず夢中になります。


破った紙を袋に集めて、お片付けも遊びの一部にすると、最後まで楽しめます。

スプーンで豆を移す

小さなお皿から別のお皿へスプーンで豆を移す遊びも、集中力アップにぴったりです。
スプーンの角度を調整しながら、落とさないように運ぶ動きが手先を鍛えてくれます。


親がそばで見守って、誤飲には気をつけてあげてください。

3〜4歳|好き!を伸ばして集中タイムを増やす

トミカをきれいに並べる

車が大好きな子には、トミカを並べるだけでも立派な集中タイムに。
色や車種ごとに分けたり、道路を作って並べたりするだけで、夢中になって時間を忘れる子もいます。

シール貼り・マステ遊び

シールを好きなところに貼る、はがす、また貼る。
この単純な動きに夢中になる子は多いです。


100円ショップのマスキングテープなら貼ってもすぐにはがせるので、大きな紙に自由に貼って遊べます。

おままごとで順番を決める

おままごと遊びに「順番」を入れるだけで、遊びの中に小さなルールが生まれます。


「ご飯を作ってから、お皿に盛りつけて、最後にお片付け」という流れを一緒に考えて進めるだけでも、やり遂げる集中力が育ちます。

簡単な迷路や絵合わせカード

市販の簡単な迷路や、手作りの線つなぎもおすすめです。
「どこを通るかな?」と考えながら線をなぞる時間は、自然と集中力を使います。


同じ絵を探すカード合わせも、「どこにあったっけ?」とじっくり探す力が育ちます。

5〜6歳|ルールや工夫で楽しむ集中あそび

カードゲーム(ババ抜きなど)

ババ抜きのような簡単なカードゲームは、ルールを覚えて順番を守る練習になります。


相手の表情を読んだり、どのカードを出すか考えたりするので、遊びながら集中力も考える力も育ちます。

折り紙(少し複雑なもの)

折り紙は形ができていく楽しさがあるので、集中力を引き出しやすい遊びです。


5〜6歳頃は、少しだけ複雑な動物やキャラクターに挑戦してみましょう。


一緒に「ここをこう折るんだね」と声をかけながら進めると、最後まで頑張る気持ちが育ちます。

工作キット

100円ショップなどで買える簡単な工作キットもおすすめです。


説明書を見ながら順番通りに作るので、集中して進める練習になります。
完成したときの達成感も大きな自信になります。

パズル(50ピース以上)

パズルはピースの数が増えるだけで、集中する時間がぐんと伸びます。
最初は親子で一緒に取り組んで、「ここかな?」「あと少しだね」と声をかけてあげると、途中であきらめずに完成させられます。

小学生|ちょっとレベルアップ!達成感で集中を伸ばす

100ピース以上のパズル

小学生になると、100ピース以上のパズルにも挑戦できます。
絵柄を見ながら「ここかな?」と考える時間は、集中力と考える力の両方を育てます。

レゴやブロックでテーマを決める

レゴやブロックは自由に作るだけでも楽しいですが、「お城を作ろう」「動物園を作ろう」とテーマを決めると、より完成を目指して集中できます。


完成した作品を部屋に飾ると達成感がアップして、次への意欲につながります。

将棋・オセロなどのボードゲーム

将棋やオセロなど、ルールのあるボードゲームは勝つために考える力が必要です。
先を読むことで集中力も自然と伸びます。


負けたときも「次はどうする?」と一緒に考えると、悔しさが次へのやる気につながります。

プログラミングおもちゃ

最近は小学生向けのプログラミングおもちゃも人気です。
思い通りに動かすために試行錯誤するので、夢中になって気づけば長時間取り組んでいる子もいます。


自分の考えた通りに動いたときの達成感は大きな自信になります。

まとめ|無理なく「好き!」を大切に

集中力を育てるには「これをしなさい」と無理にやらせるよりも、子どもが好きなものにとことん夢中になれる環境を用意するのが一番です。

一度に長い時間でなくても大丈夫。
小さな「できた!」の積み重ねが、自然と集中力を伸ばしてくれます。

今回紹介した遊びは、どれもおうちで簡単に取り入れられるものばかりです。
お子さんの「好き!」を一緒に探して、夢中になれる時間を増やしてみてください。

他にもおうち遊びを紹介してます^^

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