子どもとおうちで工作をしていると、ふと「おりがみとちよがみって何が違うの?」と聞かれて、ドキッとしたことはありませんか?
大人でも意外とちゃんと説明できない、この2つの違い。今回は親子で知っておきたい「おりがみ」と「ちよがみ」の特徴と、実際に子どもにどう説明するかをまとめます。
おりがみとは?
「おりがみ」は文字通り、
折り紙遊びに使われるための紙です。
基本的には無地でカラフルな正方形の紙で、サイズは15cm角が定番。
文房具屋さんや100円ショップでも、色とりどりのセットが並んでいますよね。
おりがみの特徴は、紙が薄くて折りやすく、折り目がつきやすいこと。
片面だけ色がついていて、裏は白のものが多いです。
鶴や花、箱などを作るときに形がきれいに作れるのがポイントです。
ちよがみとは?
「ちよがみ(千代紙)」は、
和柄などのきれいな模様が入った紙のことです。
千代紙の「千代」は、長寿やおめでたい意味があり、昔からお祝いごとに使われてきました。
見た目はおりがみと同じ正方形で売られていることが多いですが、柄が華やかで和風のものが多いのが特徴です。
紙の質も少し厚めだったり、和紙風だったりするので、折り紙としても使えますが、細かい折り目をつけるには少しコツがいることも。
最近では、ラッピングやコラージュ、アルバムの飾りとして使われることも増えています。
どうやって使い分ける?
基本は「形を折るならおりがみ」「飾りに使うならちよがみ」と覚えておくと便利です。
例えば、折り鶴を作るときは無地のおりがみの方が折り目がきれいに仕上がります。
ちよがみで折ると、紙によっては少し折りにくいこともありますが、模様がついている分、出来上がった鶴がとても華やかになります。
子どもの工作でも、おりがみで形を作って、ちよがみで仕上げの模様を貼り付けると、作品の幅がぐっと広がります。
子どもに聞かれたとき、こう説明する!
私も実際に、子どもに「おりがみとちよがみって何が違うの?」と聞かれて、
「どう言えば分かるかな?」と悩んだことがあります。
そんなときは、こんなふうにシンプルに伝えてみてください。
「おりがみは色だけの紙で、いろんな形を折るための紙で、
ちよがみは、きれいな絵やもようがついてて、折るだけじゃなくて飾りにも使えるよ。」
ポイントは、
✅ おりがみ → 色だけ!折る用!
✅ ちよがみ → もよう付き!折るし、飾りにも!
これだけで子どもにもイメージが伝わりやすいです。
【まとめ】おりがみとちよがみで広がる親子時間
おりがみとちよがみ、同じように見えても役割や使い道にはちゃんと違いがあります。
折り紙で形を作る楽しさと、ちよがみで飾り付ける楽しさ。
どちらも組み合わせれば、親子の工作時間はもっと広がります。
子どもに「何が違うの?」と聞かれたとき、ぜひ今日の話を教えてあげてくださいね。
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