「うちの子、野菜を全然食べない…」と悩んでいませんか?
野菜には成長や免疫力アップに欠かせないビタミン・ミネラル・食物繊維がたっぷり。
でも、嫌いな子にとっては苦い・青臭い・食感が嫌…
無理やり食べさせると逆効果になることもあります。
ここでは、野菜を食べない原因と年齢別の工夫、そして今日からできる7つの対処法をご紹介します。
子供が野菜を食べない原因

味や食感が苦手
野菜の苦味や青臭さ、繊維質の食感が苦手な子は多いです。
特にピーマンやほうれん草などは大人でも苦手な人がいるほど。
幼児期は味覚が敏感で、苦味や酸味を強く感じやすくなっています。
見た目や色に抵抗がある
緑や赤などの鮮やかな色は、大人には美味しそうに見えても、子どもにとっては「見慣れない色=ちょっと怪しい」と感じることがあります。
初めての食材は、まず見た目で拒否されることも。
経験不足で慣れていない
食べたことがない野菜は、味や匂いの印象だけで苦手と判断してしまうことがあります。
離乳食期から同じ野菜ばかり与えていると、他の野菜へのハードルが上がることもあります。
食事の雰囲気や声かけの影響
「早く食べなさい!」と強く言われたり、険悪な雰囲気の中での食事は、野菜だけでなく食事全体への嫌悪感につながります。楽しい雰囲気で食べることが、克服の第一歩です。
年齢別・野菜嫌いの対処法

1〜3歳:慣れさせる時期
この時期はとにかく少しずつ慣れさせることが大切。
小さく切る、柔らかく煮る、いろいろな味付けのものにチャレンジする。
甘みのある野菜(かぼちゃ・にんじん・さつまいも)は、食べやすい子も多いです。まずは一口だけでもOK。
4〜6歳:楽しさをプラス
型抜きで星やハート型にしたり、キャラ弁に入れると興味を持ちやすくなります。
盛り付けやトッピングを子どもに任せると、自分で作ったという達成感から食べる意欲が高まります。
小学生〜:理由を説明して理解を促す
「なんで野菜を食べなきゃいけないの?」という疑問に、栄養や体への良い影響を簡単に説明すると効果的。
自分で納得することで、少しずつ挑戦する気持ちが出てきます。
野菜嫌いを克服する7つの工夫

1. 形や色を変えて調理する
野菜スープやペースト、パンケーキやハンバーグに混ぜると、見た目や食感の抵抗が減ります。

ハンバーグに、細かく切ったピーマンを入れてみたら、パクパク食べていました!^^
2. 甘みの出る調理法で味を変える
蒸す・焼くことで野菜本来の甘みが引き出され、食べやすくなります。にんじんや玉ねぎ、さつまいもは特におすすめ。
3. 他の食材と組み合わせる
肉巻きやオムレツ、春巻きに入れると、苦手な野菜も一緒に食べやすくなります。
4. かわいい盛り付けで興味を持たせる
カラフルなお皿に盛り付けるだけでも、食べたい気持ちを刺激できます。

晩御飯を、お弁当箱に詰めることもあります!
遠足気分で楽しく♪普段なら残してしまう野菜も、意外と食べてくれます!
5. 一緒に買い物や料理をする
自分で選んだ野菜や、切った野菜は「自分が作ったから食べたい」という気持ちになります。
まだ小さなお子さんには、
- トマトのヘタを取る
- レタスをちぎる
包丁を使わないので取り組みやすく、オススメです!
6. ポジティブな食事の雰囲気を作る
無理強いせず、「これ食べてみる?」と優しく声かけすることで、挑戦しやすくなります。
7. 食べられたらしっかり褒める
ほんの一口でも、食べられたことを褒めてあげると、自信と達成感が生まれます。
どうしても食べないときの栄養カバー方法

• 野菜ジュースやスムージーを活用(砂糖や添加物の少ないものを選ぶ)
• 野菜パウダーやふりかけでご飯に混ぜる
• 冷凍野菜や缶詰も上手に利用(塩分や添加物チェックは忘れずに)
一時的に加工品を使ってもOK。大切なのは「野菜=嫌なもの」という意識を作らないことです。
さいごに
野菜嫌いは珍しいことではありません。
大切なのは、無理やり食べさせるのではなく、少しずつ慣れさせること。
楽しい雰囲気と工夫で、「嫌い」を「ちょっとなら食べられる」に変えていきましょう!
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