「最近なんだか疲れやすい…」
「朝起きてもスッキリしない」
そんなときにぴったりなのが、“飲む点滴”とも呼ばれる甘酒です。
昔から日本で親しまれてきた発酵飲料ですが、実は種類によって効果や飲み方が少し違うんです。
今回は、「甘酒の力」と「ノンアルタイプとアルコール入りの違い」をわかりやすく紹介します。
甘酒の力とは?

甘酒は、疲れた体をやさしくいたわる栄養ドリンク。
名前に「酒」とついていますが、実はノンアルコールのものも多く、子どもでも安心して飲めるんです。
「飲む点滴」と呼ばれる理由は、栄養バランスのよさ。
ビタミンB群、アミノ酸、ブドウ糖などが豊富に含まれ、体のエネルギー補給や疲労回復にぴったりなんです。
さらに、甘酒に含まれる麹菌やオリゴ糖が腸の調子を整えてくれるので、
便秘や肌荒れが気になるママにもおすすめです。
アルコール入りタイプ&ノンアルコールタイプ、何が違う?
米麹甘酒(ノンアルコールタイプ)
まずは、子どもや妊婦さんでも安心して飲める「米麹甘酒」から。
米麹甘酒は、お米やおかゆに米麹を加えて発酵させて作られます。
発酵の力で自然な甘みが生まれ、砂糖を使わなくても十分おいしいのが特徴です。
アルコールは完全にゼロなので、授乳中のママや子どもにも安心。
朝ごはんのドリンク代わりや、おやつ代わりにもぴったりです。
酵素やビタミンB群も豊富で、
「飲むだけで腸が元気になる」発酵食品としても注目されています。

子供と一緒に飲めるのが嬉しいですね♪
冷たいままでもおいしいですが、寒い日は少し温めて飲むと体の芯からぽかぽかに。
寝る前に飲むとリラックス効果もあり、ぐっすり眠れそうですね。
酒粕甘酒(アルコール入りタイプ)
一方、「酒粕甘酒」は、日本酒を作るときにできる「酒粕」をお湯で溶かして作るタイプです。
こちらは、微量のアルコールが含まれているため、子どもや妊娠中の方は避けたほうが安心です。
砂糖を加えて甘みを出すことが多く、米麹タイプに比べて濃厚でコクのある味わいが特徴。
寒い日に飲むと体がぽかぽか温まり、冷え性の改善にも役立ちます。
また、酒粕には食物繊維やアミノ酸が多く含まれており、美容や代謝アップにも効果的。
ただしアルコールが残っているため、飲む時間帯には注意。
夜遅くや運転前には控えましょう。
甘酒を選ぶときのポイント
スーパーやコンビニで甘酒を選ぶときは、
パッケージの「アルコール0%」や「米麹タイプ」の表示をチェックしましょう。
子どもと一緒に飲むなら、
・アルコール0%
・砂糖不使用
・シンプルな原材料(米・米麹のみ)
この3つがポイントです。
朝は冷やしてスムージー感覚で飲むのもおすすめ。
夜は温めて、リラックスタイムのお供にするのもいいですね。

忙しい日でも、コップ一杯で体が元気になる気がします^^
スーパーで買えるノンアルコール甘酒おすすめ5選
① マルサン 米糀のおいしさ 甘酒

内容量
• 1 パックあたり: 1000 ml(1 L)  
原材料名
• 甘酒(国内製造(米、米こうじ、食塩))、食塩/安定剤(増粘多糖類)、pH調整剤 
 
栄養成分表示
(100 mlあたり)
• エネルギー: 70 kcal 
• たんぱく質: 1.2 g 
• 脂質: 0.2 g 
• 炭水化物: 15.9 g 
• 食塩相当量: 0.2 g 
• ショ糖: 0.0 g(砂糖無添加) 
• アルコール: 0.0%(ノンアルコール) 
まろやかでクセがなく、甘酒が初めての方にも飲みやすいタイプ。国産米と米糀だけでつくられており、砂糖不使用。やさしい自然の甘さが特徴です。豆乳で割っても相性がよく、朝のエネルギーチャージにもぴったりです。
② メロディアン 米糀甘酒

内容量
- 1本あたり:195g
 
原材料名
- 米糀加工品(米、米糀、食塩)(国内製造)、砂糖、澱粉、食塩/安定剤(増粘多糖類)
 
栄養成分表示(1本195gあたり)
- エネルギー:113kcal
 - たんぱく質:1.0g
 - 脂質:0g
 - 炭水化物:27.3g
 - 食塩相当量:0.21g
 
個包装タイプが便利な、メロディアンの甘酒。常温保存ができて、開けるだけで手軽に飲めるのが魅力です。すっきりとした後味で、子どもでも飲みやすい甘さ。持ち運びやすいので、外出先やお弁当のお供にもおすすめです。
③ 八海山「麹だけでつくったあまさけ」

内容量
- 1本あたり:118g
 
原材料名
- 米麹(国内米)
 
栄養成分表示(1本118gあたり)
通常タイプ(写真左)
- エネルギー:128kcal
 - たんぱく質:1.5g
 - 脂質:0.2g
 - 炭水化物:30.2g(糖質30.0g、食物繊維0.2g)
 - 食塩相当量0.0g
 
甘さひかえめタイプ(写真右)
- エネルギー:76kcal
 - たんぱく質:0.9g
 - 脂質0.2g
 - 炭水化物17.8g(糖質17.6g、食物繊維0.2g)
 - 食塩相当量:0.0g
 
酒蔵「八海山」がつくる、本格派のノンアルコール甘酒。原材料もシンプルで、体にも優しい。上品な甘みとコクが特徴です。定番タイプのほかに、「すっきりあまさけ」もあり、甘さ控えめが好みの方にも◎。冷やしても温めても美味しく、季節を問わず楽しめます。

色々飲み比べてみましたが、この甘さひかえめタイプの八海山の甘酒が、1番飲みやすくて美味しかったです😄
④ マルコメ 米麹からつくった糀甘酒

内容量
- 1本あたり125ml
 
原材料名
通常タイプ(写真左)
- 甘酒(国内製造)(米、米こうじ、食塩)
 
豆乳ブレンド(写真右)
- 豆乳(大豆を含む) (国内製造)、甘酒(米、米こうじ、食塩)
 
栄養成分表示(1本125mlあたり)
通常タイプ(写真左)
- エネルギー:95kcal
 - たんぱく質:1.6g
 - 脂質:0.4g
 - 炭水化物:21.2g
 - 食塩相当量:0.26g
 - ショ糖:0g
 
豆乳ブレンド(写真右)
- エネルギー:76kcal
 - たんぱく質:3.5g
 - 脂質:1.0g
 - 炭水化物:13.2g
 - 食塩相当量:0.21g
 - ショ糖:0.4g
 
スーパーでよく見かける人気シリーズ。紙パックタイプは飲みきりサイズで、冷蔵庫にもストックしやすいのが嬉しいポイント。
豆乳ブレンドタイプはまろやかで飲みやすく、たんぱく質もとれます。どちらもノンアルコール・砂糖不使用で、子どもと一緒に安心して飲めます。
⑤ イチビキ「糀あま酒の素」

内容量
- 200g(40g×5袋)
 
原材料名
- 米(アメリカ産又は国産)、砂糖、米こうじ、食塩/酸味料
 
栄養成分表示(1袋40gあたり)
- エネルギー:107kcal
 - たんぱく質:1.0g
 - 脂質:0.2g
 - 炭水化物:25.2g
 - 食塩相当量:0.3g
 
お湯または水で割って飲むタイプ。好みの濃さに調整できるのが魅力です。温めればやさしい甘さが引き立ち、冷やしてもさっぱりと楽しめます。料理やスムージーの甘味料として使うのもおすすめ。粉末タイプや濃縮タイプよりも自然な味わいで、発酵の風味をしっかり感じられます。
まとめ
甘酒は、体にやさしい発酵パワーが詰まった自然の栄養ドリンク。
季節の変わり目で体調を崩しやすい時期に、無理なくエネルギーをチャージできます。
子どもと飲むなら「米麹タイプ」、
冷えや疲れが気になる大人には「酒粕タイプ」。
シーンに合わせて上手に使い分けながら、
心も体もぽかぽかに整えていきましょう。

  
  
  
  

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