忙しくてなかなか絵本を読んであげる時間がない!
どんな絵本を読んであげたらいいの?
と思っているかた、いるのではないでしょうか?
こんにちは、はなです!
今回、斉藤孝さんの「1日15分の読み聞かせが本当に頭のいい子を育てる」を読んでみて、読み聞かせってこんなにたくさんのいい効果があるんだ!と、とても勉強になりました。
この本を読むと
- 絵本のここがすごい!
- 「読みなさい」ではなく「読んであげる」読み聞かせの大切さ
- どんな絵本をどのくらい読んであげたらいいのか
この3つが分かります。
絵本のここがすごい

この本には、「絵本には人としての基本が全てある」と書かれています。
相手の気持ちが分かる、また、相手を思いやる心は自分以外の“他のもの”になりきることで育ちます。
例えば…
おままごと・お医者さんごっこ・お店屋さんごっこ
お母さん役ならお母さんの気持ちを想像しながら
お店屋さん役ならお店屋さんの気持ちを想像しながら遊びます。
そこからお父さん役や子供役、お客さん役など他の子の気持ちを想像・理解し、思いやる気持ちが芽生えてきます。
「自分以外の何かになりきる経験」をもたらしてくれるもの、それが絵本なんです!
絵本を読むたびに主人公と自分を一体化して同じ気持ちで喜んだり、悲しんだり、ドキドキワクワクしたり、困難を乗り越えたり…
絵本は普段できないようないろいろな経験をさせてくれます。
物語の世界に入り込んで、疑似体験を積み重ねる事は、心の成長に欠かせません!
「読みなさい」ではなく「読んであげる」読み聞かせの大切さ

絵本は読み聞かせることに意味があります。親子のコミュニケーションを深め、信頼関係を強めるという効果があります。体をピタッとくっつけて読むことで肌のぬくもりを感じ、子どもに安心感を与えることができます。
また、絵本の良い所は言葉だけでなく「絵」が描かれていることです。
絵があることで、
- 場面や状況がイメージしやすくなる
- 想像力を膨らませることができる
- 見たことない、行ったことない場所を知ることができる
といった効果があります!
自分で絵本を読むと、文字を読むことに一生懸命になってしまうので、大人のかたが読み聞かせてあげることで、言葉を聞き、絵を見ながら楽しんで絵本の世界に入り込むことができます。
「絵本を読んでもらうのって楽しい!」と子供に思ってもらえることが何より大事です!
どんな絵本をどのくらい読んであげたらいいのか
実際に読み聞かせをしようと考えても、絵本選びに悩む方もいるのではないでしょうか。
園に通っている子なら、先生に「うちの子はどんな絵本にハマっているか」「どんな絵本に興味を示しているか」と聞いてみるのもいいですし、
子どもと一緒に図書館に行って、「どれ読みたい?」「この絵本はどう?」と子供に聞きながら何冊かをピックアップして借りるのも1つの方法です。
その中で、特に気に入った本は「買う」
わざわざ買わなくても!と思うかたもいるかもしれませんが、お気に入りの絵本がいつでも手元にあって読みたい時に読めることが大切なんです。子供と絵本の距離を、グンと縮めてくれるからです!
最近私の娘は、図書館で借りた「すいぞくかんのおいしゃさん」という絵本にはまっています。毎晩読み聞かせの時に「読んで!」と言われます。そんな娘のために、この絵本をプレゼントしてあげようと思っています!

また絵本を揃えるにあたって、同じような作品にならないように、新作もあれば歴史ある名作や定番の絵本、ディズニーや日本の昔話など、ジャンルを幅広くすることで、子どもの世界はもっと広がります!
目標は、「家に100冊の絵本」。100冊と聞いて、そんなに?と驚く方もいると思います。
しかし、何回も読みたい絵本が100冊あるのは、子どもが夢中になれる絵本の世界が家に100あるのと同じこと。
絵本を通じていろいろな体験をすることで子どもの想像力や好奇心が育まれ、心の中はより豊かになっていきます。いつでも絵本の世界に手が届く環境が、大事なんです!
「読み聞かせを毎日15分」+「100冊の絵本」これがとても重要なのです。忙しくて絵本を読んであげる時間がなかなか取れない…というかたも、毎日寝かしつけの前の15分、親子で楽しむ時間を作ってみてはいかがですか?^^
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